塗装とメッキのお話しです。
納品先の使用方法によっては、錆びがでないように塗装やメッキを施すのですが、
建設業では多くの場合、溶融亜鉛メッキを施します。
400度以上の高温の亜鉛プールに鉄の製作物を沈め、
少し時間を置くと鉄の表面に亜鉛皮膜が形成されていきます。
亜鉛の皮膜で鉄をコーティングするイメージです。
鉄は何もしないと汗がついただけでも真っ赤に錆びてしまうので、
錆止め塗装をしてから上塗りしていきます。
通常4~5年に一回はメッキを塗り直す必要があるのですが、
溶融亜鉛メッキの場合は亜鉛皮膜によって30~40年は錆びません!
こうして、一つ一つ出来上がっていきます。
これらは、一般的にはあまり気にも留めない物かもしれませんが、
もしもどこかで見かけたら、様々な工程を経て一つ一つが出来上がっているんだなぁ。。。
と思って見てもらえたら嬉しいです